手のひらのどんぐりが、ギフトボックスになるまで
手のひらいっぱいのどんぐり。秋になると公園や街路樹の下にたくさん落ちている、身近な木の実です。このどんぐりが、最後にはギフトボックスに収まる飲み物になる、と聞いたら少し意外に感じるかもしれません。今回は、拾い上げたどんぐりが「贈りもの」になるまでの変化をたどります。
街路樹の下に落ちていた、マテバシイのどんぐり


Acorn Coffee に使っているのは、群馬県前橋市で未利用となっていたマテバシイのどんぐりです。公園や街路樹の下に落ちたどんぐりの多くは、これまでそのまま処分されてきました。どんぐりは縄文時代から食用として利用されてきた身近な資源ですが、現代ではその多くが利用されることなく地面に落ちています。
殻を割って、実を取り出す


つややかな殻の内側には、どんぐりの実が詰まっています。Acorn Coffee は、この殻を丁寧に割って実を取り出すところから始まります。
洗浄・あく抜き・乾燥・焙煎を経て飲み物に

取り出した実は、洗浄・あく抜き・乾燥・焙煎を経て、新しい飲み物として生まれ変わります。できあがるのは100%マテバシイどんぐりの代替コーヒー。一般的なコーヒー豆を使わないためノンカフェインで、自然由来のほろ苦さと甘みが特徴です。
プレミアムギフトセットという形


アップサイクル商品は、形を変えることで価値を高める方法もあります。その一つが、Acorn Coffee のプレミアムギフトセットです。地面に落ちていた木の実が、誰かに贈るための箱に収まる。素材の見え方が大きく変わる瞬間です。
「これは捨てるもの」と思っていたものが、「別の価値に変えられるかもしれない」と見えてくる。その視点の変化こそ、アップサイクルの大きな価値だと私たちは考えています。素材を見つけ、価値を見つけ、別の価値へ変換し、そこからさらに新しい可能性を考える。この繰り返しが「無限アップサイクル」です。素材の価値を決めつけない。どんぐりの先にも、まだ別の選択肢があるはずです。
動画は Instagram(@mugen_upcycle)と YouTube でも公開しています。

